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変わりゆく時代、今、教育サービスを見直す written by ユメタマ事務局代表 小林幸平変わる時代、変わる教育消費の時代は終わり、形あるモノ自体の価値よりも、形なきコトの価値に重きを置く人が増えてきました。何を持っているかではなく、何ができるかが問われることが多くなり、消費行動においても、ブランド名よりも機能や品質を重視する傾向がみられるようになっています。また、時代の移り変わりのスピードが加速し、社会の枠組みは、より柔軟で不安定な状態に変わりつつあります。個人の対応力が問われる時代になってきたとも言えるでしょう。 そんな時代において、教育は、どう変わっていっているのでしょうか?新しい学習指導要領は、「生きる力の育成」を基本方針とし、言語や数理科目の充実、授業料の増加の方針を示しています。コミュニケーション力や論理力等の実際に社会で求められる力の育成を基本としており、これまでの「一定の水準に達するまで、定められた知識を与える」というような画一的で消極的な教育から、「個々人の生きるための能力を伸ばす」というような、より実用的で積極的な教育へのシフトがうかがえます。 一番良いサービスとは?上記のような教育の変化にあわせて、塾などの教育サービスも変化しています。画一的な教育を良しとしてきた時代に主流であった集団授業以外にも、個別指導などのサービス形態が広がり、サービスは多様化しています。サービス利用者にとっては、選択が難しくなっていると言えるでしょう。「色々あるけど、一番良い教育サービスはどれ?」お子様もつほとんどの方が直面する疑問です。 では、この疑問に答えはあるのでしょうか?答えはもちろんあります。しかし、その答えは望む答えではないかもしれません。つまり、“絶対的に一番良いサービスは存在しないが、相対的に一番良いサービスは存在する”これが答えです。「なんだ、結局一番のサービスは、答えられないんじゃないの」と思われるかもしれませんが、“相対的に一番のサービスはある”これを認めて理解すれば、、子どもにとって最善の選択を行うことができます。 相対的に一番良いサービスとは?それでは、相対的に一番良いサービスとはどういうことでしょうか?相対的に一番良いサービス、それは、子どもの個性に一番あったサービスと言い換えることができます。一番のサービスは、子ども次第で変わるということです。なお、ここでいう子どもの個性とは、子どもの性格・学力・夢・目標・趣味嗜好だけでなく、子どもの生活リズムや生活範囲、家庭環境なども含みます。したがって、一番良いサービスは、時期や状況によって変わりうるとも言えるでしょう。子どもの個性に合ったサービスを常に見直すのが重要です。 子どもの個性合ったサービスの見つけ方では、子どもの個性に合ったサービスは、どのように見つければよいのでしょうか?見つけるためには、大きく分けて次の3つのステップを経なければなりません。 1.子どもの個性を分析し、把握する。 現在の学力だけでなく、子どもの生活リズムや勉強に対する考え方、将来の夢や当面の目標についても、しっかり話を聞き、子どもを全人的に理解しましょう。すべてを理解することはできないかもしれませんが、全人的に理解しようとする試みは、部分的な理解のみの場合より、はるかに有意義です。 2.利用可能なサービスの情報を収集し、分析する。 地理的な条件や経済的な条件など、目に見える条件をベースに選択肢を挙げ、さらにサービス提供者に問い合わせる・見学に行くなどして、雰囲気や方針などの目に見えない条件や、教材や実績などの詳しい情報を収集して下さい。口コミやネットの掲示板なども重要な情報源ですが、時に間違った情報も流れるので注意が必要です。 3.子どもに選択肢を提示し、子ども自身に決定させる。 子ども自身が納得しないままサービスを受けても、効果は上がりません。どんな良い授業も参加する意思がなければ無意味です。自分で決定したという能動的な行為によって参加意思を表明させておくことは、以後のモチベーション維持に大きな影響を与えるので、必ず行って下さい。とはいえ、子どもが自分の意志で勉強すると言い出すのは、そうそうあることではないでしょう。生活の変化自体に拒否反応を起こし選択を拒むことは、想像に難くありません。しかし、そうした場合は、上記の1に挙げた子どもの分析に問題があるかもしれません。子どもの個性に合った選択肢であったかもう一度見直してみましょう。 以上の3つができれば、子どもにとって一番良いサービスが見つかります。それぞれが完璧にできなくても構いませんが、子どもにとってできるだけ良いサービスを見つけようとする場合は、できるだけこれらを実行するのが良いと思います。 “個”に特化したサービス“家庭教師”の活用子どもにとって一番のサービスは子ども次第。なので、家庭教師サービスが一番!とは言いません。大手の集団塾が一番の人もいますし、個別指導形式が一番の人もいます。もちろん学校のみでそうしたサービスを使わないという選択肢が一番の場合もあるでしょう。私がここで提案したいのは、『学校教育を含めた他の教育サービス』を補強し、最大の効果を引き出すために、家庭教師を活用することです。 なぜ、家庭教師の活用が良いのか、その理由は家庭教師の特性にあります。最も特筆すべき特性は、その個別性です。1対1を基本とする家庭教師では、子どもの個性にに合わせて指導法やペースを変えられるので、他のサービスとの相乗効果を意図的に生み出すことが可能です。学校の授業を補完するすることもできますし、塾で受けた授業を完全に消化する手助けを行うこともできます。最も柔軟なサービス形態なので、使い方次第で高い効果を生むことができるのが、家庭教師なのです。(ちなみに個別指導では、個別とうたっていても5人程度を同時にみる場合がありますので、家庭教師とは異なります)。 ちなみに、そもそも勉強(とりわけ受験)というものは、どんな難関校であっても(たとえ東大でも)学校の教科書を完璧に修得すれば、クリアできるようになっています。塾や予備校では、教科書と同じ内容を別の言い方や類似の課題を使って説明しているにすぎません。つまり、習得度の向上こそが、教育サービスの本質といえるのです。だとすれば、塾を利用する場合でも学校のみの場合でも、そこで学んだことを消化し、血肉に変えることが最も重要です。家庭教師は、消化を助ける酵素のような働きができます。うまく活用して最大の成果を上げて下さい。 |