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民衆を率いるユメタマと自由の女神 サービスの革命期!

コンテンツ作成ービス提供のあり方と変革  

written by ユメタマ事務局代表 小林幸平

    コンテンツービスの違い

     あえて言うほどのことではないかもしれませんが、ここではコンテンツとサービスが話題の中心となるので、コンテンツとサービスの違いについて確認しておきます。まず、コンテンツモノであり情報です。参考書や辞書がこれにあたり、モノや情報を加工し、商品としたものともいえます。それ自体に“価値を生む可能性”を内包しているのが特徴で、通常それを利用しなければ価値は得られません。一方、サービスは、コンテンツが持つ価値を引き出し、さらに付加価値を加える行為です。たとえば、参考書(コンテンツ)を買ったけど、それを使わないままでいたり、内容を理解できないままでいる人は、参考書の価値を引き出せていません。しかし、「参考書を読むポイントとペースを指導し、理解できないところは理解できるようにより詳しい説明を加える」といったサービスを利用することで、購入した参考書の価値を最大限活用し、さらに価値を得ることができます。これが、コンテンツとサービスの違いです。

    一体化分離、とるべき道は?

     教育などの分野では、しばしばコンテンツの作成とサービスの提供が一体的に行われています。たとえば、予備校や塾では、独自の教材を作って生徒に使わせるといったことが一般的です。独自のコンテンツを作成することで、サービス力をアピールし、予備校のブランド力を高めてきたと言えるでしょう。しかし、この「独自のコンテンツを作成することで、サービス力をアピールする」というのは、これから先も変わらず有効と言えるのでしょうか?

     私は、モノや情報があふれる現代においては、こうした「コンテンツ作成とサービス提供の一体化」は、必ずしも常に有力な方法ではないと考えています。理由は、大きく以下の2つです。

      1.コンテンツ作成における差別化難度の上昇

       技術の進歩により、誰でもある程度のコンテンツを作成することができるようになりました。しかも、すでに作られたコンテンツが無数にあり、そのうち多くのコンテンツは、インターネット等を使えば容易に入手することができます。そのため、これまでにない他よりも優れた特徴をもつコンテンツを単独で作ることは難しく、コンテンツ作成とサービスの提供を同時に行う場合、コンテンツ制作を専門で行っている大組織の作るコンテンツを超えることが難しい状況にあります。つまり、コンテンツ利用者の立場に立てば、最高のコンテンツを得るためには、コンテンツ作成とサービス提供は、必ずしも一体でなくても良いかもしれないのです。

      2.サービスそのものに対する要求度の高まり

       モノや情報が氾濫し入手も容易になった今、単にモノや情報を所有することよりも、自分に合ったモノや情報をどのように活用するかということに関心が強くなっています。しかし、個人の価値観や置かれている状況は千差万別。入手できるモノや情報も多種多様。しかも、同じモノや情報でも、その活用方法は幅広く存在します。入手したモノや情報を最大限有意義に活用することは、以前よりも難しくなったと言えるでしょう。そこで、求められるのがサービスの力です。個人個人に合ったモノや情報を取捨選択し、有意義に活用することを手助けするようなサービスこそが求められているといえるでしょう。「主人にServe(仕える)し、要求に応える」という、サービス本来のあり方が求められているともいえます。したがって、コンテンツ作成に制約を受けないサービス提供こそが、時代のニーズに合っているように思われるのです。

     以上のことから、私は、基本的にはコンテンツ作成とサービス提供を分離するのが最善だと考えています。 しかし、提供したいサービスによっては、その内容や形式に合わせたコンテンツ作りが必要な場合も当然あります。“重要なのは利用者視点に立って、最適な方法をとること”、ユメタマ事務局は、この考え方を基本スタンスとして運営していきます。